こんちゃ。
しがしょうてんです。
結婚できない男というドラマをご存知でしょうか?
2006年に阿部寛さんが主演されたドラマです。
私が初めてこのドラマを見たのも2006年。
当時の私は20代前半。
身も心も幼く、こんな生き方も楽しそうだなぁ、くらいにしか感じませんでした。
そんな私も40代に入り主人公と同じ年齢になり、
改めて観直すと感じ方もだいぶ違ってきました。
主人公は独身を謳歌している40歳の建築デザイナー。
笑ってしまうくらい一言が多く、
そして寂しがり、
そして情に熱い。
本当に面倒くさい男性の代表。
そんな独身を謳歌していうる独身男性に起こるいろいろな出来事。
ドラマだけあって短期間で色々なことが起こるのは御愛嬌ですね。
一般的な40代の独身男性に比べて人生が楽しそうなのは、
・好きで得意な仕事がある
・独身だけど孤独とは程遠い生活
・色々な出来事が頻繁に起こるので、日々の生活が単調ではない
これに尽きます。
20代の頃に見たときは漠然とこんな人生も楽しそうだな。
結婚という概念に囚われず、人生を謳歌するのも悪くない。
私はこの作品を見たときに離婚を経験しましたので、より一層そう感じたのかもしれません。
40代に差し掛かり改めて見直すと、
リアルを知ってしまうのでこの作品がフィクションなんだなと観ていて感じてしまいます。
・好きで得意な仕事がある
統計を取ってないし調べてもいないのですが、
私の周りでは10人中9人は好きで得意な仕事についていません。
とういか今現在進行系で自分に適した仕事や生き方を模索しているイメージです。
主人公は仕事が多くて愚痴を言ったり、クライアントと意見が合わなくて文句を言ったりしていますが、
仕事には真摯に向き合い自分の仕事に文句を言いません。
正直言って理想です。
羨ましいです。
好きなことを仕事にできるのって、人生の殆どを勝ち取ったと言ってよいと思います。
・独身だけど孤独とは程遠い生活
ドラマなので仕方ないのですが、あんなに色々な人がそばにいれば孤独とは程遠いでしょう。
近所に住んでる元気な母、
だいぶ年の離れた陽気なお隣さん、
プライベートでも付き合いのある部下、
ちゃんと伝えてくれる同僚、
妹と結婚した友人、
兄思いの妹、
ひょんなことから知り合った女医さん。
よく鳴る携帯電話。
そりゃ孤独とは程遠いですよね。
現実なんて、
近いようで一番遠い家族、
月に数回連絡を取る友人、
年に数回会う友人、
話したことはないけど顔馴染の店員さん。
鳴らないスマホ。
私だけかもしれませんがこんなところでしょう。
会社で同僚はできても、友達は作れません(私の問題)
・色々な出来事が頻繁に起こるので、日々の生活が単調ではない
そりゃぁこれだけの人が周りにいたら毎日何かしらありますよね。
上記以外にも数多くの出会いやイベントがあります。
こんなことを言っていますが実はこの作品、
ドラマの中で一番好きです。
主人公の阿部寛さんも好きですし、
ヒロイン候補の夏川結衣さんも好きです。
もちろんサブキャラクターも好きな方が多く、
観ていてほっこりしたり、うるうるしたりしています。
20代の頃は楽しそう、
40代はただただ羨ましいしか感じない作品です。
でも面白いから何度でも観直しちゃう、
そんな作品です。
人生楽しみましょう!!